冷え性の方へ!鼻呼吸の効果とは?
小学生の頃から私の平熱は低く(35.7℃)、手足が冷えるため冬はホッカイロが手放せませんでした。寝る前に布団に入ると、足が冷たくてしばらく眠れないこともよくありました。
学生時代から20代前半までの私は、ダンスをしていて毎日のように体を動かし汗をかいていたのに、なぜか冷え性が改善されなかったのです。
そのためこれは体質だから仕方ないと諦めていました。
しかし、20代半ばにダンスをやめ、体を動かす機会が減ると生活に張り合いがなくなり、ふとした思いつきでヨガを始めました。この時は単純に体を動かしたかっただけです。
ヨガを始めると、終わった後の爽快感だけでなく、だんだんと平熱が上がっていることに気付きました。
寝る前の足の冷たさも気にならなくなり、ラッキー✨
この変化の理由がはのちのち分かったのですが、実はヨガの鼻呼吸がとても効果的だったのです。
呼吸の入り口を変えるだけで温度がこんなに変わるなんて、初めて知ったときは驚きでした!
冷え性が改善されたのも、これが理由だったのかもしれません。
(もちろん、他の要因もありますが)
さらに、ヨガを始めて3ヶ月後、
「あれ、生理痛がないな?薬を飲まなくて済む!」という変化もありました。
20代前半は生理痛がひどく、痛み止めが手放せず、腰にはホッカイロを当てることが常でした。
それが、ヨガを始めて3ヶ月経った頃には、痛み止めもホッカイロも必要なくなりました。
生理痛の原因は人それぞれですが、冷え性の方にはぜひ試してほしいと思います。
冷え性や生理痛は当たり前ではなく、変えられるものなんだとこの経験で初めて知りました。
冷え性を改善したいと思われる方は、ぜひヨガと鼻呼吸を試してみてください。
そしてできれば一人でYouTubeでやるのではなく、実際に相談しながら教えてもらえる先生を見つられることをお勧めします。
YouTubeは便利で気軽に始められますが、知識なしでやると怪我や悪循環になることもあります。
レッスンに行けない時はYouTubeでやる。のようにうまく使い分けできるといいですね。
レッスン中には、気になることがあれば気軽にお話しください。
何かお伝えできることがあるかもしれません。
鼻呼吸は、外気が0℃でも鼻腔に届く頃には約36℃まで温めてくれます。口呼吸では温めることができず、冷たい空気が肺に負担をかけることになります。
鼻腔内には鼻毛や粘膜という優れたフィルターがあり、ゴミやウイルスを体内に取り込むのを防ぎます。
鼻で吸った空気は適度に加湿され、肺の負担を軽減します。また、口呼吸による口内の乾燥も防ぐことができます。