初めての産後ヨガ、よくある不安と安心ポイント4つ

こんにちは! 産後ヨガに興味はあるけれど、一歩が踏み出せずに迷っているママも多いと思います。

実はわたし自身も二人の子どもの子育て中で、子どもが0歳児の時は産後ヨガに参加した経験があります。初めて参加する時は「子どもが泣いたらどうしよう」「周りに迷惑をかけないかな」「授乳のタイミングが重なるけど行きたい…」と、不安でいっぱいでした。

もちろんヨガ中ずっと自分に集中できたかというと、答えはNO!
でも家から出て、誰かと会って話をする、体を動かす、それだけでも十分楽しかったし、体も心もスッキリした自分がいました。

そんな体験をしたからこそ、その不安よくわかります。「体力的についていけるかな」「準備が大変そう」など、産後ママならではの心配はつきものですよね。

今日は、これまで150回以上の産後ヨガレッスンを通して実際に体験してきた、よくある不安と安心ポイントを3つシェアしたいと思います。きっと「わたしにもできそう」と思っていただけるはずです。

1. 「赤ちゃんが泣いたらどうしよう…」→ 赤ちゃんファーストで大丈夫!

最初に感じるのはこの不安ですよね 

「初めての場所で赤ちゃんがぐずってしまったら、周りに迷惑をかけてしまうのでは…」特に人見知りが始まった赤ちゃんをお持ちのママは、この不安を強く感じがちです。

でも実際は全然大丈夫なんです! 

初めての場所では、赤ちゃんが泣いてしまうのはとても自然なこと。産後ヨガでは、ヨガ中も授乳やオムツ替え、抱っこはいつでもOKです。赤ちゃんのペースとママのペースのバランスを見ながら、その時できることをやっていけば十分なんです。

驚いたことに、これまで150回以上のレッスンで泣きっぱなしで何もできなかった方はほとんどいらっしゃいません。2・3名といったところでしょうか?むしろ複数名の赤ちゃんがいる場合は、お互いに興味を持って泣き止むことが多いんです!

そして何度か通ううちに環境に慣れて、赤ちゃんもハイハイや寝返りをしながら散策に出かけ、ママもリラックスして過ごせるようになることがほとんど。「最初は心配だったけど、今では子どもも楽しんでいるみたいです」というお声もいただきます。

赤ちゃんもママも、最初は緊張するものです。でも回を重ねるごとに、きっと心地よい時間に変わっていきますよ。

2. 「体力や体の調子に自信がない…」→ その日の自分を大切にすればOK!

こんな不安を抱えていませんか? 

「妊娠中から運動不足が続いて体力が落ちている」「帝王切開の傷がまだ気になる」「腰痛や肩こりがひどくて…」など、体の状態に不安を感じているママはとても多いです。

わたし自身、幼い頃から体の不調を抱えてきた経験があるので、この気持ちは本当によく分かります。「なんでわたしだけこんなに辛いって感じてるだろう」「みんなについていけないかも」そんな心配をされる方も多いんですよね。

でも産後の体って、変化して当たり前なんです 

妊娠前と体の感覚が変化しているのが自然。それを前提として、少人数制のクラスで参加者それぞれの体調や赤ちゃんの月齢に合わせてレッスンを進めています。

「産後2ヶ月の方はこの足幅で」「産後6ヶ月以上の方はこれもやってみますか?」など産後の体の回復に合わせた修正の提案を行なっています。

無理をせず、自分のペースでできることから始めていけるので、ヨガ初心者の方や体力に不安がある方でも安心してご参加いただけます。

大切なのは、完璧にポーズを取ることではなく、その時の自分の体と向き合う時間を持つこと。それだけでも十分価値のある時間になるんです。

3. 「持ち物や準備が大変そう…」→ シンプルな準備で参加できます!

赤ちゃん連れのお出かけって荷物が多くて大変ですよね 

ただでさえ荷物が多いのに、ヨガのための準備もとなると大変そう…特に動き回る月齢の赤ちゃんの場合、安全面も心配になりますよね。

でも実際はとてもシンプルです 

会場では、赤ちゃんの月齢に合わせて安全で快適な環境を整えているので、特別な準備は必要ありません。それぞれの発達段階に応じた配慮をしているので、安心してお越しください。

室内の様子

月齢別の環境づくり

  • ねんね期(2-4ヶ月頃):ブランケットや座布団をママのヨガマットの隣にご用意。すぐに声をかけたり、対応することができます。
  • 寝返り期・はいはい期(5-10ヶ月頃):畳の広いお部屋を思う存分動き回れるように安全面を確保。
  • つかまり立ち期以降(11ヶ月~):つかまり立ちできる場所が少ないので、はいはいでの移動がメインとなります。はいはいで体幹を鍛え、あんよが始まった時の瞬時に手をだすことにもつながっていきます。

ママの準備はこれだけ 

動きやすい服装と水分補給用のお水やお茶があればOK。ヨガマットなどの道具は会場でご用意しています。
*浜田山会館にご参加の方は、ヨガマットまたはフェイスタオルをご準備ください。

赤ちゃんの準備も普段通り

普段のお出かけと同じように、オムツやお気に入りのおもちゃをお持ちください。
会場内で授乳やおむつ替えができまるので、レッスン前後や途中でも安心してケアしていただけます。
*授乳ケープなど必要な方はご準備ください。

4. 「費用面が心配…」→ 杉並区子育て応援券が使えます!

子育てって何かとお金がかかりますよね 

ミルク代、オムツ代、洋服もすぐサイズアウト…育児用品だけでもかなりの出費になります。そんな中で「自分のための時間にお金を使うのは申し訳ない」と感じているママも多いのではないでしょうか。

わたし自身も二児の母として、その気持ちはとてもよく分かります。「家計のことを考えると、自分のことは後回しの方がいいな…」そんな風に思ったこともありました。

でも安心してください!

 荻窪・浜田山で開催している産後ヨガクラスでは、杉並区子育て応援券をご利用いただけます

杉並区にお住まいのママなら、区から配布される子育て応援券を使って産後ヨガに参加できるんです。これなら家計への負担を気にすることなく、ママ自身のケアに時間を使うことができますね。

子育て応援券は「ママと赤ちゃんの健康づくりのため」に用意されている制度です。産後の体と心のケアは、決して贅沢なことではなく、必要なケア。安心してご利用ください。

さいごに:完璧を目指さず、今の自分を大切に

産後ヨガの一番の目的は、日々の育児で頑張っている自分の体と心に向き合い、少しでもリフレッシュできる時間を持つことと思っています。

実際、参加者の声として多く聞かれるのが「お寺で行うヨガという環境が静かで落ち着きがあり最高です。四季の自然の変化に癒されます。」「個人に合わせてメニューをその場で変えたり、この姿勢はまだやらない方が良いですよ等、アドバイスくれるところがよかったです。」という声です。

わたしが幼い頃から体の不調と向き合ってきて学んだのは、「体を動かした後の心地よさ」と「体と心の繋がり」でした。そして実際に産後ヨガを体験して感じたのは、完璧でなくても、その時間を持つこと自体に大きな価値があるということです。

赤ちゃんが泣いても、体調が思わしくなくても、それは全く問題ありません。その日のあなたと赤ちゃんの状態に合わせて、できる範囲で楽しんでいただければ十分です。

もし迷っているなら、まずは一度体験してみてください。きっと「思っていたより気楽に参加できる」と感じていただけるはずです。同じような境遇のママたちとの出会いも、きっと心の支えになりますよ。

あなたのペースで、あなたらしい産後ライフを楽しんでいきましょう。✨

P.S. 最初は「本当に大丈夫かな?」という気持ちで参加される方がほとんどです。でも帰る時には「また来たいです!」と笑顔で言ってくださることが多くて、わたしもとても嬉しくなります。
荻窪・浜田山エリアで産後ヨガをお探しのママも、体が教えてくれる心地よさに耳を傾けながら、ぜひ一歩踏み出してみてくださいね!