先日YOGAをご一緒してくださった方と話をしていて、
「自分の体の特徴を知る機会ってなかなかないですよね」と。
ずっと一緒にいて自分の体(肉体)のはずなのに、その個性や特性を知ることがない。
なんだか面白いですね。
私自身ヨガを10年強やっていますが、日々「そうなの!」と発見だらけ。
体って本当に奥が深い。
今読んでいる本の一節にこんなことが書いてありました。
メタ認知の本質的な意義は、自分のことを客観的に、俯瞰的に見ることで、自分自身の脳に自分自身についての情報を書き込み、それによって「自分をもつ」ことなのである。自分の感じ方、考え方、振る舞い方を知れば、自分で感じ、考え、行動する、自律的な脳が育まれるのである。
「BRAIN DRIVEN」青砥瑞人 より
以前から、ヨガをしている方ってとても自立した人が多いなと、常々思っていました。
上記とヨガの考え方は異なる点がありますが、
俯瞰的に見ること。
自分を知ること。
これらは同じです。
(ヨガといってもアーサナだけでなく、瞑想や哲学を通して「自分とは何者か?」そんな長ーい探求の旅のことです。)
だからか! 自分の中で見つかった嬉しい発見。
医療費が右肩上がりの日本。
保険制度が安心なのはいいことだけど、このままは難しい。
自分の体について知識があれば、自分の心身の傾向を感じ、長い人生でどう対処していくか考え、行動する人が増えていくのになとここ数年思っていました。
なんでも自分事にならないと前に進まないものですね。
ヨガでできることは限られているかもしれませんが、ヨガを通じて自分の体に興味関心を持っていただく。そんなことをしていきたいな。
今、健康であることは、素晴らしいこと。
できるだけ長く自分の体で、意思で、主体的に生きることはもっと素晴らしい。
緊急事態宣言が明けましたら、お寺でのヨガを再開する予定です。
心落ち着く空間で、ご一緒できることを心待ちにしています。
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