不安を大きくしていたのは私

こんにちは。ヨガインストラクターのJunkoです。

不安なことが起こった時、あなたはどのように対応していますか?
私は基本的に楽観的なので、あまり考え込まない。
時には、えいやっ!と少し勢いに任せて乗り越える。
そんな対処をしていた気がします。

ところが先日久しぶりに不安になったことがありました。
その時にこんな疑問が浮かびました。

疑問

・不安を作っているのは何だろう?
・どうして不安になるのだろう?

そんなことを考える機会がありましたので、書いてみることにします。

 


 

私は今回、新しく日曜日にクラスを始めることにしました。
自分のコンフォートゾーンから少しだけ出てみることにしたんです。

最初はどんな方とお会いできるかな?
とても楽しみにしていました。

当日の予約をいただいたのは初めましての方達ばかり。

それが分かってから突然不安になり、不安はだんだん大きくなりました。
一瞬休講しようかな、、、と思ったほどです。

Junko

私はどうしてこんなに不安になってるんだろう?

ヨガをお伝えし始めて10年強。
これまで初めましての方ばかりとのクラスは何度もあったはず。

この不安と緊張を持ったままクラスに向かって良いことはない。
少し冷静に考えてみました。

不安の原因

①初めまして方ばかりなので、基本情報を知らない。
②クラスを気に入ってもらえるかどうか気になる。

冷静になってみると、大した問題じゃないような、、、

要は、

  ①は無知からくる不安

  ②は想像からくる不安

ということは見えてきました。

 

せっかく書き出したので、解決策も一緒に考えてみる。

①初めまして方ばかりなので、基本情報を知らない。
 >基本情報は、クラスが始まる前に聞けばいい。
  そこでやってはいけないこと、やった方がいいことは決まる。
  あとは冷静に自分の引き出しを開けるだけ。

②クラスを気に入ってもらえるか?
 >気に入ってもらえたらもちろん嬉しいけど、誰でも合う・合わないはある。
  相手の方を知りたいという好奇心を持ちながらも、好きになってもらえるよう頑張らない。


すると不思議なもので、ワクワクし始めた自分に気づきました。

 

空が私、雲が感情や思考。そう考えたらどうでしょう?

(分かりやすく素敵なこの表現は「やさしく学ぶYOGA哲学 ヨーガースートラ」著 向井田みお 
から抜粋させていただきました。)

人の感情や思考は、常々変わっていくもの。
でも感情や思考が変わらないものだと思っていたら、
それが世の全てのように思え、感情に支配されていく。

左の写真の様に、
雲が流れていく>感情も変化していく
この状態ならば、
感情に支配されることはないでしょう。

右の写真の様に、
雲に厚く覆われている>感情が変化していくことを忘れている
この状態ならば、
どうしようもないことのように事実が曲げられていく。



最初に私が不安を感じ、自らの想像で大きくしていた時は、右の状態。
その後、自分の不安の原点を知ることで、少し左の状態に近づいた。


本人の感じ方は大きく変わったのですが、
「初めましての方とヨガを一緒をする」という事実は変わっていないのです。

不安を大きくするのも、小さくするのも、どちらも自分で作っている。
出来るだけ、左の写真の状態でいたいものです。

 

聖典はそのためにヨガをしましょうと説いています。
(ものすごいざっくりなまとめですが、、、)