これまで日記も手帳も三日坊主だったわたしが、ジャーナリングを始めて1年。毎日は書けていませんが、それでも自然と生活の一部になっていることにはわたしが一番驚いています。
この記事ではジャーナリングの魅力や、なぜ三日坊主のわたしにも続いたのかをご紹介しきます。
ジャーナリングとは?
「ジャーナリングって何?」と感じる方もいらっしゃるでしょう。簡単に言うと、頭に浮かんだことをありのままノートに書き出していくこと。日記のように出来事や感情を整理しながら書くのではなく、浮かんだことをそのまま綴っていくので、まるで「書く瞑想」とも呼ばれています。
そんな書く瞑想『ジャーナリング』を始めて実際にわたしが感じた効果がこちら↓
手書きの魅力に気づく
大人になるとだんだん減っていく「書く」という行為。必要に迫られた書類(保育園の申請書とか)を書いたり、署名する以外に手書きすることがほぼない生活。
久しぶりに「書く」ことに触れたきっかけは、グループコーチングで渡された宿題のWORK。これが莫大な量というか過去の自分を振り返る年表のようなものがあり、それをみた時点でわたしはとんでもないものに申し込んでしまった💦と思いましたが、課題に取り組むうちに、手書きの魅力に気づきました。
取り組む時間の捻出が大変で、最初はスマホにメモで取りながらシートに写すということしていましたが、だんだん写すことが面倒になり直接紙に書き出すようになりました。
すると、スマホ片手に思い出してメモしていた時よりも、不思議と過去の記憶がするすると出てくる。それも出来事だけでなく、その時の感情までもが芋づる式に湧き上がってきたんです。
そして過去の記憶に触れるうちに、ネガティブだった出来事も「今思えばこの出来事がわたしを成長させてくれたんだね。」とか「だから1回離れる必要があったんだね。」など自分に対して優しく語りかけるようなトーンに変化していました。ポジティブなこともそれに反応しすぎず冷静に客観視できるように。この事例は過去のことなので時間が経過したことも関係しているかもしれませんが…
書く瞑想 MAE Y methodとの出会い
前置きが長くなりましたが、無事に莫大な量の宿題も終わり書く楽しさを知った後、オンラインで劇的な出会いをします。それが「書く瞑想 MAE Y method」。
当時産後の生活に新たな習慣が欲しくなり、今はなきオンラインサービス「Veda Tokyo」の受講を開始しました。このサービスの中の一つだった「書く瞑想 MAE Y method」*当時は書く瞑想というタイトルでした。
「書く瞑想 MAE Y method」では毎回テーマがあり、テーマに基づいた3つのプロンプトいうという問いから思い浮かんだことをノートに書き出していくというものでした。
当時ジャーナリングと日記の違いも明確に理解していないわたし。過去の出来事は書けても今この瞬間の思考や感情を書き出すことに不安しかありませんでした。でも明るくWelcome感全開のMAEさんが毎回「ど素直・どストレート・ど直球で」と繰り返し言ってくださったおかげで少しずつ自分の思考や感情を書き出せるようになりました。
書き出したもの、それは自分が感じちゃいけないと無意識に思っていることや、全く自覚していない思考や感情が存在していました。ヨガでは「受け入れる」や「足るを知る」ということがよく言われます。というか、わたしもたまに言っていた笑。けれど、どこか腑に落ちていない自分を感じていたんです。
その正体が、全く自覚していない思考や感情だったのだと。「これは思っちゃいけない」とか「こんなことはありえない」など黒色のドロドロした感情やネガティブな考えを無意識のうちに認めてなかったんです。都合の悪いことを認めてないのに「受け入れる」ことは到底できませんよね笑 無自覚に自分を抑えていたことに気づけたのは大きなギフトでした。
そんな出会いから2024年の春に「書く瞑想 MAE Y methodファシリテーター」になりました。まだファシリテーターとしての活動はできていませんが、今後はヨガクラスでも少しずつジャーナリングを取り入れながら2025年には書く瞑想MAE Y methodを開催したいなと思っています。
ジャーナリングは、本当に自分の心と向き合える素敵な時間です。
ぜひ、あなたも試してみてくださいね。
⒈ 自分の本音に気づけた。
書き出すことで、自分の心の奥底に隠れていた本音や、普段感じない感情に気づくようになりました。
⒉ 過去の出来事を客観的に見られるようになった。
過去に悩んだ出来事や感情を、ジャーナリングを通して少し距離を置いて見ることで、ポジティブにもネガティブにも振り回されず、冷静に受け止められるようになりました。
⒊ 言葉を大切にするようになった
話し言葉よりごまかしがきかない書き言葉。日常で言葉を選ぶときも丁寧になったと感じます。