ジャーナリングで見つけた感情との向き合い方
私が日々ペンを走らせるようになって気づいたこと。それは、私自身の感情との関係性が少しずつ変わってきたということ。特に不安や怒りのような一般的に「ネガティブ」と呼ばれる感情たち。
感情を追い出そうとしていた日々
以前の私は、ネガティブな感情は「あってはいけないもの」「見てはいけないもの」だと思い込んでいました。まるで、そういった感情を持つこと自体が悪であるかのように。
特に産後は「母親としてこうあるべき」という思い込みが強くなり、自分の中に湧き上がる様々な感情に懸命に蓋をしていました。。それはまるで、火山の噴火を必死に抑え込もうとするように、本来自然な現象である感情の動きを抑圧していたのです。
当時アーサナや呼吸法の練習を続けていても、その時はHAPPYでカラダも心も軽い!けれど時間が経つとまたふつふつ沸いてくる何かに怯えているというパターンを繰り返していました。
ペンが教えてくれたこと
そんな時に始めたジャーナリング。最初は躊躇い、何にも書けないという日もありながらも、少しずつ自分の感情を言葉にしていくことができるようになり、不思議な変化が訪れました。
紙の上に書き出された感情は、もはや私自身ではなく、私の外に存在するものとして見ることができるようになったのです。この「客観性」こそが、大きな変化の始まりでした。
ジャーナリングを続けるうちに気づいたのは、感情そのものには優劣がないということ。「良い感情」も「悪い感情」もない。ただ、そこに「ある」だけ。
感情の向こう側を見つめる
今では、不安や怒りが湧き上がってきたとき、その感情に飲み込まれるのではなく、「この不安の先に何があるのだろう?」と問いかけることができるようになりました。
感情を抑え込もうとするのではなく、むしろ向き合い受け入れることで、不思議と落ち着きを取り戻せるようになったのです。
この変化は、アーサナと呼吸法の練習だけでは得られなかったものかもしれません。特に産後の私は、「母親としての理想像」に縛られすぎて、身体を整えるだけでは十分ではなかったのでしょう。
もちろん、客観的になることは簡単なことではありません。長年培ってきた思い込みや思考パターンが邪魔をします。それでも、一日一日、自分の感情と向き合い続けることで、少しずつ自分自身との関係が変わってきたことを実感しています。
ジャーナリングは、ただ日記をつけるという以上に、自分自身との対話の時間。この習慣が教えてくれたのは、感情を敵にするのではなく、自分を理解するための大切な手がかりとして受け入れる姿勢なのかもしれません。
あなたも、一度ペンを手に取ってみませんか?きっと、思いがけない自分との出会いがあるはずです。
新しいこと始めます!
実は、書く瞑想 MAE Y method ファシリテーターになってから1年が経ちました。この1年間、母鳥が卵を大切に温めるみたいに、私もこの学びをじっくり自分の中で育ててきました。
そろそろ、この想いを形にする時かなと。夏から秋にかけて、「書く瞑想 MAE Y method」を体験できる場を作ろうと思っています!ジャーナリングと瞑想を組み合わせたこの時間が、みなさんの新しい発見につながったら嬉しいなと思ってます。
産後のママはもちろん、日々の忙しさの中で自分と向き合う時間を持ちたいなぁと思っている方、ぜひご参加いただけると嬉しいです♪
詳しいことは、またお知らせしますね。みなさんとお会いできるのを楽しみにしています!
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